2月25日に日中著作権シンポジウムが行われます

日中著作権シンポジウムが開催されます。ご興味のある方は是非ご参加ください。

無料参加チケットの予約はこちら

https://symposium0225.peatix.com/

【2022年 日中著作権シンポジウム ~2021年6月1日施行第3次中国著作権法改正を巡って~】

約10年を掛けて、最初の本格的な改正を行った中国著作権法第3次改正が2021年6月1日から施行された。中国は世界のエンターテインメント、ライツビジネス業界から最も注目されている巨大市場である。アニメやマンガ、ゲームを始めとして、J-POPや映画、ドラマなどが展開されている。中国との合作も行われるようになっている。一方で、今なおネットを中心とした海賊行為も減ったとはいえ横行している。

そうした状況の中で、デジタル、ネットワーク対応を行った改正著作権法は大きな意味を持っているが、意外と日本では全体的な解説や検討が行われていない。中国の知的財産法の権威劉春田先生を迎えて、音楽の著作権を巡って具体的に提起されている問題点や、斬新な点、今なおグローバルスタンダードに至っていない点などを俯瞰しつつ、具体的な著作権保護の観点から検討する。コロナ禍のため、オンラインでの開催となるが、日中多くの方に参加頂き、シンポジウムの中では、フロアからの質問、意見を生の声としてぶつけて頂き両国関係者で考える場としていく。

日時:2022年2月25日(金)14時00分-18時00分(日本時間)

   *北京時間13時-17時

方法:Zoomを使用したオンライン

   *中→日、日→中 同時通訳あり。Webサイトで申し込み(定員500名)。

主催:一般財団法人 遠藤実歌謡音楽振興財団、MCSC(中国音楽著作権協会)

協力:デジタルハリウッド大学 

後援:JASRAC(一般社団法人 日本音楽著作権協会)

<プログラム> (日本14時、北京13時開始)

1.挨拶14:00~14:20(北京13:00~13:20) 

 ・中国側:劉平(MCSC代理総監事)
 ・日本側:いではく(一般財団法人遠藤実歌謡音楽振興財団顧問/JASRAC会長)
 ・中国版権局

2.講演

 14:20~14:50(北京13:20~13:50)
 「第3次中国著作権法改正の特徴と問題点」
 劉春田(中国知的財産法学研究会会長/中国人民大学知的財産権学院院長)                   

 14:50~15:20(北京13:50~14:20)
 「中国著作権法第3次改正のポイント~日本からの一視点~」
 上原伸一(国士舘大学知財大学院客員教授/デジタルハリウッド大学特命教授)

※休憩 15:20~15:35(北京14:20~14:35)

3.パネル討論15:35~18:00 (北京14:35~17:00) 

「第3次中国著作権法改正の問題点」

 パネリスト

 ・劉春田
 ・朱厳政(MCSC副総監事)     
 ・董冬冬(作曲家)/陳曦(作詞家)
 ・須子真奈美(JASRAC常任理事)
 ・石野利和(玉川大学教育博物館館長・教授)
 ・いではく(作詞家) 

 コーディネーター  上原伸一