一般社団法人 日本音楽作家協会
略称 MCA (Music Creators Association of japan)
日本音楽作家団体協議会(FCA) 常任理事団体
近年、システムや音楽ソフトウェアの発達により、音楽作家が自力で生きていけるような仕組みやアイデアも増え、メジャー・インディーという境界に縛られずに活動していけるようになってきました。
その反面、誰かに師事することなく音楽作家になれるようにもなり、縦のつながりも横のつながりも持たずに孤軍奮闘する作家も増えてきました。そしてレコード会社や制作会社、所属事務所や音楽出版社からの音楽作家に対する様々な条件も年々厳しいものになり、音楽作家で生計を立てるということが難しいという声もよく聴かれます。
今こそ音楽作家達が著作権等の権利意識を持ち、様々な問題に対して意見や情報を交換することが大切であることは言うまでもありません。
現在国内外のヒットチャートでコライト(Co-Write)による楽曲が増え、関わった全ての作家で権利を分配する例も増えているため、当協会では作詞家・作曲家・編曲家の区分を設けずに、すべての音楽作家が集まる事の出来る団体を目指しております。ぜひ皆様のご入会お待ちしております。
■入会のメリット
▼著作権、著作隣接権等に詳しくなれます
音楽作家の⼤切な収入源である様々な権利に詳しくなれます。今まで気付かずに取りこぼしていた権利など、MCAでは積極的に皆様にアドバイスを⾏っております。またMCAは音楽出版者としてJASRACと契約を結び、更に全除外事業部を持っているため、JASRAC信託者の作品でもJASRAC非管理作品として取り扱う事ができます。
▼作家の声を⾏政まで届けることができます
皆さんが当たり前に思って受け入れている現在のシステムも、先人たちが声を上げてようやく勝ち取ったものばかりです。同じように、現代の音楽作家も声を集めてルールを変更する事が出来ます。MCAに集まった声は公正取引委員会や国会議員の法案作成にまで届きます。
▼文芸美術国民健康保険に加入できます
MCA会員の皆様は文芸美術国民健康保険組合(文美国保)に申し込みができます。文美国保は、収入の額に関わらず定額の保険料が魅力の健康保険ですので、現在の健康保険より保険料がお安くなる場合があります。尚、保険加入には文芸美術国民健康保険組合による審査があります。
▼助成⾦・補助⾦・⽀援⾦等申請のサポートがあります
音楽作家にも申請可能な各種助成⾦等が増えており、関係各省庁、団体等に問い合わせを⾏っております。会員の⽅は申請の⽅法や条件等に関するアドバイスを受けることができます。
当協会は音楽作家の文化的・社会的経済的地位の向上、音楽文化の振興、音楽作家の権利の擁護・啓発、後進の育成・教育、広報、会員相互の親睦等を目的とする職能団体です。以下のような事業を行っています。
事業目的(定款より)
・音楽作家の権利の保護や契約条件の改善
・音楽作家の著作権、著作隣接権、その他諸権利についての研究及び啓発活動
・音楽、講演、その他イベント等の制作およびその請負と興行の実施
・音楽作家を対象とした健康保険組合への入会の斡旋業務
・音楽作家への情報の提供、並びにコンサルティング業務
・音楽作家に関する各種団体・業者に対しての窓口業務
・音楽、著作権等に関する国内又は国外の諸団体との交流
・インターネットを通じての広報・啓発活動
・会報、音楽関係図書、楽譜等の印刷物の刊行、出版、販売
・音声、映像のソフトウェア(データ、ディスク、テープ、フィルム)の企画、
制作、配信、製造、販売、貸与ならびに版権事業
・歌手、演奏家、作家のマネジメント業務
・音楽著作権の管理及び音楽著作物の利用の開発
・前各号に付帯又は関連する一切の事業
一般社団法人 日本音楽作家協会(MCA)事務局
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609